歎異抄・親鸞聖人をたたえる人々2 司馬遼太郎

司馬遼太郎(1923 – 1996)
小説家の中でも最も著書が多く、累計発行部数は2億部に近い、日本大衆文学の巨匠。「功名が辻」「翔ぶが如く」「徳川慶喜」「国盗り物語」「竜馬がゆく」「坂の上の雲」など、7作が、大河ドラマの原作となっている。


鎌倉時代というのは、
一人の親鸞を生んだだけでも偉大だった。

(司馬遼太郎「この国のかたち(1)」)


歎異抄については、このように講演しています。

「死んだらどうなるかが、わかりませんでした。
人に聞いてもよくわかりません。
仕方がないので本屋に行きまして、
親鸞聖人の話を弟子がまとめた『歎異抄』を買いました。
非常にわかりやすい文章で、
読んでみると真実のにおいがするのですね。

人の話でも本を読んでも、空気が漏れているような感じがして、
何かうそだなと思うことがあります。
歎異抄』にはそれがありませんでした。
(中略)
兵隊となってからは肌見離さず持っていて、
暇さえあれば読んでいました。

《司馬遼太郎『司馬遼太郎全講演第1巻』》



無人島に一冊の本を持っていくとしたら『歎異抄』だ。
(司馬遼太郎)
(「週刊朝日」平成8年11月1日号)


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